yukib

2016.9.23

秋に咲く可憐な花「コスモス」を楽しみましょう


秋の花といって真っ先に思い浮かべるのがコスモス。和名では「秋桜」と呼ばれるように、秋の花の代表格です。細長く伸びた茎から大ぶりの白やピンクの花を咲かせ、秋風に揺らめく姿は可憐ですよね。

コスモスの原産地はメキシコの標高1600m以上の高原地帯です。18世紀にスペイン人神父によってヨーロッパへ伝わり、日本へは明治時代初期に美術の教師として赴任してきたイタリア人教師から伝えられました。スペインのマドリッド王立植物園で付けられたコスモスという名前は、「美しい」という意味のギリシア語「kosmos」に由来します。

 

一般的にコスモスと呼ばれるのは、コスモス・ビピンナツス(Cosmos bipinnatus)とその園芸品種です。また、小さくオレンジや黄色の花を咲かせるキバナコスモス(Cosmos sulphureus)、チョコレートのような甘い香りを放ち赤みのかかった茶色い花を咲かせるチョコレートコスモス(Cosmos atrosanguineus)があります。

 

コスモスの開花時期は6月から11月にかけて。日当たりと水はけが良く、風通しのある場所を好みます。もともと乾燥した地域の植物なので、水やりは控えめに。庭植えであれば、真夏や日照りが続かない限り、水やりをする必要はほとんどありません。鉢植えの場合も表面の土が乾ききってから、たっぷり与えます。丈夫な植物なので育てやすく、公共の施設や公園でも広く植栽に使われています。

キバナコスモス(Cosmos sulphureus)は、黄色やオレンジの花を咲かせる小ぶりのコスモスです。花を咲かせる時期は7月から10月にかけて。夏の暑さに強いので夏から秋まで楽しめる品種として人気です。黄色とオレンジの組み合わせは、これからハロウィンの季節に向けて、秋らしい寄せ植えにもぴったりですよね。

こちらはチョコレートコスモス(Cosmos atrosanguineus)。草丈が70cm程になるチョコレートコスモスは、6月から9月にかけて、深みのある赤黒い花を咲かせます。ほのかにチョコレートの香りがすることと、花の色の珍しさから、こちらも人気のある品種です。

コスモスをお部屋の中でも楽しもう

庭でコスモスがたくさん咲いたら、切り花にしてお部屋の中でも楽しみたいですね。茎の繊細なコスモスは一輪、二輪と飾るよりは、豪快に一束どっさり飾った方が見栄えがしますね。

550万本のコスモスが広がる昭和記念公園へ!

また、都内でも一面に咲くコスモスが見られる公園があります。東京都立川市と昭島市に165ヘクタールの広大な敷地を誇る国営昭和記念公園では、毎年9月下旬から11月上旬にかけてコスモスまつりが開かれます。9月下旬から10月上旬には70万本のキバナコスモス、10月中旬には400万本のピンク色のドワーフセンセーション、10月下旬は80万本のイエローキャンパスと、期間中はリレー方式で10品種以上のコスモスの見頃を楽しめます。ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

 


yukib

Florida

 yukib NO:70

常夏のフロリダより、みなさんの毎日の暮らしが少し豊かになるような、お花に関する記事をお届けしたいと思っています。

好きな花 :プルメリア、ハイビスカス