yukib

2016.10.30

ラテンのノリで派手なハロウィン♪Día de Muertos(死者の日)


10月31日は、いよいよハロウィン。アメリカでも最近はクリスマス同様、あるいはそれ以上に気合を入れて飾りつけをする家庭が増えてきており、ハロウィンの夜はTrick or Treatingしながら飾りつけを見て歩くのも楽しみの一つです。今年は「嫌われ者対決」と揶揄されている大統領選挙も間近なので、ご近所さんにはこんな飾りをしている家がありました!

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確かに、どちらが大統領になってもホラー⁈

さて、ジャック・オー・ランタンを飾り、仮装をしてトリック・オア・トリートをするアメリカでは一般的なハロウィンの伝統は、10月31日を夏の終わりとし死者が家族を訪ねてくるという古代ケルト人の風習を起源にしています。それとはちょっと違った雰囲気のハロウィンの祝い方が、ラテンアメリカ諸国のDía de Muertos(死者の日)というお祝いです。日本のお盆と同じような風習なのですが、ラテン気質であくまでも楽しく明るく派手に祝うのが特徴です。アメリカでもラテンアメリカからの移民が多いテキサスやフロリダなどの南部では、この死者の日の風習が少しずつ浸透してきているんですよ。

Día de Muertos(死者の日)はハロウィンと同じ夜の10月31日に前夜祭、カトリック教の諸聖人の日である11月1日、死者の日の11月2日と、3日間続くお祭りで、特にメキシコでは盛大に祝われています。死者の日の装飾で有名なのがシュガースカルという、カラフルに装飾された骸骨。死を消えてなくなる恐ろしいものとしてではなく、新たなる命に繋ぐ「再生」のシンボルとして祝福するという意味が込められています。カラフルな花とメイクアップで装飾された骸骨は、西欧の骸骨が持つ不気味なイメージとは程遠く、表情豊かでコケティッシュでさえもありますよね。

そしてもう一つ死者の日に欠かせないのが、「死者の花」とも呼ばれるメキシカン・マリーゴールド。太陽をイメージさせる鮮やかなオレンジ色と多数の花弁、そして強い芳香から、死者の魂が迷うことなく家族のもとへ戻って来れるようお墓や祭壇にふんだんにマリーゴールドの花を飾ります。この時期は市場にも大量のマリーゴールドが置かれ、町中がマリーゴールドの強い香りに包まれます。

こちらはオフレンダと呼ばれる祭壇。自宅の前や広場など、街のいたるところに出現します。シュガースカルやマリーゴールド、パン、サトウキビ、柑橘類、ヒカマ、フルーツなどの食物を、死者の写真と一緒に飾ります。

http://wallup.net/women-model-brunette-long-hair-women-outdoors-looking-at-viewer-nature-trees-dia-de-los-muertos-makeup-face-bare-shoulders-flower-in-hair-depth-of-field-sugar-skull/

若い女性はシュガースカルのような派手なメイクアップにたっぷりと花の髪飾りを付けた仮装を楽しみます。華やかで素敵ですよね!

「死者の花嫁と花婿」を演じるカップルも。どちらも花をふんだんに使った仮装が派手!

日が暮れると骸骨のメイクやマスクをした人たちが、ろうそくを片手に町中を闊歩します。おごそかなパレードの後には、夜が更けるまで陽気な音楽での祝福が続きます。そして死者の日が終わると、陽気なラテンの国々にも冬が始まります!


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Florida

 yukib NO:70

常夏のフロリダより、みなさんの毎日の暮らしが少し豊かになるような、お花に関する記事をお届けしたいと思っています。

好きな花 :プルメリア、ハイビスカス